事業案内BUSINESS GUIDE

お客様から一番に選ばれる会社でありたいと考え、
安全・品質・環境において「よりよく」を追求しております。

お客様の原材料の荷受けから製造現場への納品、更に製造に関わる業務を請負い、製品の出荷にかかる船内への積み込みを行います。また、製造時に排出される廃棄物の処理までお客様の製品の製造から搬出までトータルにサポートします。

世界各地より運ばれてくる銅やニッケルなどの原材料を船から降ろす荷下ろしと、銅やニッケルが加工されてできた製品を船へ積み込む船積みの作業を行っています。

年間
150万トン
銅精鉱の取り扱い

荷下ろし

荷下ろし業務では年間約150万トンの銅精鉱を取り扱っています。
世界各地から運ばれてきた銅精鉱の荷下ろしの際には、大型船の船内にホイルローダーを搬入して荷揚げしやすいように作業を進めます。
同じようにニッケル原料も世界各地より運ばれてきます。
ニッケルは荷下ろしされた後は大型トラックやトーイングトラクターを用いて運搬を行っています。

船積み

お客様の工場で製品化され、船の近くまで運んできた荷物を船へ積み込む業務です。
愛媛県では45万トンの電気銅が製造されており、その電気銅を世界各地や国内へ移出されています。
電気銅は1枚当たりの重量も重いため安全を第一に考え船積みを行っています。
船積みの際は海外・国内の送り先へ安全に輸送されるように計画通りに丁寧に積み上げていきます。
また、移出先で次に荷揚げされることを考えて製品の配置を行うことで次のお客様のことも考えて業務を行っています。

クレーン運転について、バケットをつけたクレーンを操縦し、粉体(石膏・砂・粉コークス)と個体(石灰石・珪石細粒・珪石塊)を陸に揚げる「バラ物揚げ荷役」と、「電気銅積み荷役」を行います。

新居浜市・西条市にある各工場間の範囲で近距離の輸送が中心となります。銅の中間製品であるアノード銅、各種ニッケル液、石炭といった様々な原料・製品を各種大型自動車にて運搬しています。

ニッケル
原材料や製品を
を運搬しています。

原料・製品の運搬

お客さまの工場で生産された銅製品や各種ニッケル液を運搬します。銅製品では電気銅になる中間品のアノード銅を運搬しています。
アノード銅を運ぶためには一般的なトレーラーでは運べないため、専用のトレーラーを用いて運搬を行っています。
ニッケル原料からできる製品は塩化ニッケル液や硫酸ニッケル液、塩化コバルト液などの液体の製品となります。
そのためニッケル製品を運ぶ際はタンクローリーを用いて運搬を行っています。
このニッケル製品はハイブリット自動車に搭載されるリチウムイオン電池の正極材料やスマートフォンに搭載される積層セラミックコンデンサ用ニッケル粉などの粉末材料の合成に活用されており、現代の生活に欠かすことのできない原材料です。

アノード銅の運搬について、トラクター・トレーラーの運転だけでなく、運転手がフォークリフトで荷物をトレーラーに積み込む作業も行います。一人二役の作業を実施します。

当社ではお客さまの工場内にて製品化の工程においても製造・物流部門として一部を請け負って業務を行っております。この事業によりお客さまとの関係性をより強固にすることができており、当社にとっても大切な事業の一つとなっています。

電池事業請負作業

工場内で使用する硫酸ニッケル液苛性ソーダ等の様々な薬液がタンクローリー車で運ばれてきます。その薬液を工場のタンクに送液する作業に立会い、監視する業務です。送液時にホース等に不備が無いかを常に監視し、不測の事態が起こらない様素早く対応する事でお客様の安定操業に貢献します。
受入れた薬液は主にハイブリッドカーのニッケル水素電池や電気自動車のリチウムイオン電池の正極材を製造する材料となる水酸化ニッケル精製の為に使用されます。

粉体事業請負作業

主にスマートフォンやパソコンに組み込まれている基板の部品の一つに積層セラミックコンデンサがあります。その内部電極材料に使用されるニッケル粉を国内外に出荷する為に梱包・準備する作業、またそのニッケル粉製造の材料となる水酸化ニッケルの精製作業を行っています。梱包や精製過程において品質を高水準に保つ事で、お客様のブランドイメージ向上に貢献します。

株式会社四阪製錬所内作業

新居浜市から約20Km の沖合に浮かぶ、通称四阪島(美濃島、家ノ島、明神島、鼠島)にある株式会社四阪製錬所内での業務です。
四阪島までは、1日4便運航している船で移動します。大型ダンプを使い、船で運ばれてきた原料を沿岸から原料庫や置場へ、また製品を船に積み込むために沿岸まで運搬します。
製品になる前の中間製品を配置替えするためにホイルローダーで運ぶ業務などもあります。

住友共同電力株式会社
壬生川発電所内作業

倉庫内でホイルローダーとブルドーザーを使用し、原料の石炭を山状に盛上げる作業、石炭山から石炭をすくい設備に投入する作業、石炭の状態をモニター監視する管理オペレーター業務、運搬した石炭量やホイルローダー・ブルドーザーの運転時間などをデータ管理する作業を行っています。
電力の安定供給に携わることで、地域の社会インフラに重要な役割を担っています。

壬生川火力発電所内作業では原料である石炭をブルドーザーだけで「すくって運んで積み上げる」を行っていることです。先にバケットが付いたキャタピラー式のブルドーザーを使用し、その特徴をフルに活用しています。